金属プレートとは?代表的な加工方法と事例を紹介!
金属プレートとは
金属プレートとは、その名の通り「金属の板」のことを指します。その材質や板厚などによって多種多様な種類に分類され、それぞれが異なった特徴を持っています。また、その金属プレートに施す表面処理方法や加工方法も多岐に渡ります。その用途は非常に幅広く、自動車、土木・建築、家電機器、産業機器などに利用され、私たちの生活の中で欠かせない材料となっています。
今回は、そんな金属プレートに関して、代表的な導入例・加工方法について紹介します。
代表的な導入例
幅広い分野で導入されていますが、今回3種の導入例を紹介します。
① 自動車エンジン用部品
自動車のエンジン部品をつくるにあたり必要な大物プレートです。
② 建築構造用部品
建築用木材と木材の接合部に用いられます。薄い金属の板をプレス加工で打ち抜き、生け花で使用する剣山状に加工されたものです。これを木材へ圧入することによって接合部を構成します。
③ エアコン取付用部品
エアコン設置の際に使用されています。壁に取り付けてエアコンを取り付けられるようにする部品で、エアコンの面と同じ大きさの金属の板です。エアコンを 引っかけるでっぱりや壁に固定するボルト、ビス用の穴が空いています。
金属プレートの加工方法
① 切断加工
切断は、金属プレートを必要なサイズに切り取る加工で、製品を製作する際の最初の工程となります。切断の方法には、フライス、レーザー、ワイヤーカット、ウオータージェット、プレスなど様々な種類があり、材質や板厚などにより、最適な方法を選定します。
② 曲げ加工
切断加工を施した材料に対して、必要な箇所を折り曲げる加工を指します。一般的には、プレス機を用いて曲げ加工を行います。また、曲げの形状にもV字やU字、L字やZ字などがあるほか、加工時には曲げ部分の角度や圧縮、引っ張りのひずみなどの因子もコントロールする必要があり、精密性を要する加工です。
③ 溶接加工
溶接とは、金属を溶融させ、他の金属と接合する加工方法のことを指します。溶接加工の種類は非常にさまざまで、金属に高熱を与えて溶融させる方法をとっても、熱源として火や電気、レーザー光などを用いる方法などが存在します。
④ 後処理
切断・曲げ・溶接などの必要な加工を施した後、それらの加工によって生じるバリやカエリと呼ばれる、製品に不要な箇所を除去する作業を指します。また、後処理の工程には塗装やコーティングなどの作業も含まれます。
引用元 株式会社 Catallaxy
弊社での製品
弊社で製作したプレートについて以下のサイトに掲載しています。
その他の製品についてもカテゴリに分けて掲載しております。
以上、金属プレートとは、金属プレートの導入例、加工方法、弊社での事例についてもご紹介いたしました。
加工の相談窓口を運営している株式会社今橋製作所では、お客様のご要望に合わせて、材質選定、加工方法等をご提案させていただきます。技術相談も承りますので、ぜひ一度ご相談下さい。
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